「いつか結婚したいけど、収入が少なくて結婚できない。。。」
このような悩みをお持ちの方は、収入を上げてから結婚するよりも、今の収入のまま結婚をする方がおすすめです。
年収300万円もあれば結婚生活はできますし、20代で結婚をすることで「経済的にも体力的にもより楽な人生」を歩むことができるからです。
収入が高い人なら、仮に遅く結婚しても、不利なことを「お金」で解決できます。
しかし、収入が少ない人は、「お金」で解決することができません。

収入が低いからと、結婚を先延ばしにすればするほど、人生が無理ゲーになっていくのです。
私は年収200万円台ですが、20代で結婚したことにより、金融資産1,500万超え・2人の子育て・マイホームの取得ができ、30代半ばの今も資産を増やし続けています。



早く結婚するメリットは、収入の少なさを補うことができるのですね。
以降では、20代で結婚するべき理由について、より詳細にご説明させていただきます。
収入が少ない人こそ20代で結婚するべき理由
収入が少ない人ほど20代で結婚するべき理由は、次の5つです。



20代で結婚する方が「経済的にも体力的にも有利」ということですね。



しかも、「年収が低いのは若いから」とごまかせるので、結婚もしやすいのです(笑)。
以降でそれぞれご説明させていただきますね。
結婚した方がお金が貯まりやすくなる
収入が少ない人ほど20代で結婚するべき1つ目の理由は、結婚した方がお金が貯まりやすくなるからです。
日本では「収入が低いと結婚できない」と言われていますが、実は結婚した方がお金は貯まりやすくなりますので、収入が低い人こそ結婚すべきです。
結婚することで、収入・支出ともに有利になるので、お金が貯まりやすくなるのです。



収入が低い人ほどもらえる年金も少ないので、結婚して本気でお金を貯めるべきですね。
共働きのダブルインカムで収入が増える
結婚して共働きをすると2人分の収入が発生しますので、世帯収入が倍増します。
私の場合は、妻の方が年収が高かったので(笑)、世帯収入は2.5倍にもなりました!
もしや:270万円 + 妻:370万円 = 世帯:640万円



自分ひとりで収入を倍増させようと思うと非常に難しいですが、結婚すればできます。



結婚を早くすれば収入が増える期間が長くなるので、その分生涯で大きなお金を貯めやすくなりますよ。
2人で暮らす方が支出が減る
結婚して2人で暮らすと、1人当たりの支出を減らすことができます。
住居やエアコンなどは、結婚して共有して使う方がはるかに値段が安くなります。
食料もまとめて買うことで安くなりますし、デートなどの交際費も減らすことができますね。



収入が増える一方で1人当たりの支出も減るので、お金がゴリゴリ貯まるようになりますよ。
結婚するとお金への責任感が出る
結婚すると、お金への責任感が出るので、お金が貯まりやすくなります。
実は、お金を貯めるためには、収入を増やすよりも家計管理の方が大事です。
いくら稼いでも、全部使ってしまっては貯金は一向に増えないので、適切な家計管理なしではお金を貯めることはできません。
しかし、1人暮らしでお金の責任感が欠如している状態では、家計管理なんてやる気になりませんよね。
結婚すると、様々なイベントのお金を計画的に用意する必要に迫られるため、責任感が出て家計管理をするようになります(もちろん、そうならない人もいますが(笑))。



学生時代に家賃を4か月滞納したことのある私ですら、結婚を意識してからは毎月の貯金を始めました。



もしやですら意識が変わったので、結婚によって意識が変わる人は多いのではないでしょうか。
できるだけ早くお金を貯め始めた方が人生有利なので、結婚は早い方が有利ですよ。
マイホームの取得は若い方が安心
収入が少ない人ほど20代で結婚するべき2つ目の理由は、マイホームの取得は若い方が安心だからです。
結婚して子育てするようになるとマイホームも欲しくなるものですが、マイホームは実は若い内に買っておく方が安心です。



年を取ってから、大きい金額の住宅ローンを借りると、老後の人生が詰みかねません。。。
老後に住宅ローンを返済しなくてよくなる
マイホームを買うには、35年の住宅ローンを借りるのが一般的です。
35年間住宅ローンを返済し続けることになるので、借りた時期によっては、老後に返済しなくてはならなくなります。
「結婚して子どもができてからマイホームを取得する」と考えると、以下のようになります。
- 20代で結婚して30歳で住宅ローンを借りた場合
65歳まで住宅ローンを返済 - 30代で結婚して40歳で住宅ローンを借りた場合



75歳まで住宅ローンを返済するのはしんどそうですね。。。



20代で結婚して早めにマイホームを買えば、現役期間中に返済できるので安心ですよ。
借りれる住宅ローンの額が小さい
住宅ローンは年収が少ないと大きな額を借りるのが難しくなります。
「大きい金額借りないと理想のマイホームを建てれない。。。」と考える方もおられるかもしれませんが、住宅ローンは大きく借り過ぎない方が無難です。
当たり前ですが、借りる金額が大きくなればなるほど、返済額が大きくなるからです。
借り入れ額 | 毎月の返済額 |
---|---|
1,000万円 | 28,228円 |
2,000万円 | 56,457円 |
3,000万円 | 84,685円 |
4,000万円 | 112,914円 |
5,000万円 | 141,142円 |
いつ会社が倒産するか、冤罪や病気で職を失うかは誰にも分かりません。
将来の収入は不確実な一方で、一度借りた住宅ローンの返済は将来も確実に発生します。



大きい金額を借りてしまうと、収入が減った時に返せなくなってしまいますね。。。



住宅ローンは、若いときに大きすぎない金額を借りるのが一番安心ですよ。
私が住宅ローンを借りた体験は、以下の記事でご紹介しております。


若い内に結婚する方が資産形成も有利
収入が少ない人ほど20代で結婚するべき3つ目の理由は、若い内に結婚する方が資産形成も有利だからです。
今の時代、年金だけで老後生活ができるのか怪しいので、資産形成に興味をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
「結婚は資産形成に邪魔」と考える人もいるようですが、実は若い内に結婚する方が資産形成も有利です。
20代で結婚することによって、より多くの金額を、2人分のNISA(非課税口座)口座で、長期間運用することができるので、資産形成が圧倒的に有利になるのです。



1人だとNISA口座の成長投資枠は1,200万円しか使えませんが、2人いれば2,400万円も使えます。
2,400万円から3%の配当金を得ることができれば、年間72万円!国立大学の学費を払えちゃいます。



子どもの大学入学までに、NISA枠で2,400万円運用することを目指しています(笑)。
子育ては体力勝負なので若い方が楽
収入が少ない人ほど20代で結婚するべき4つ目の理由は、子育ては若い方が楽だからです。
子育てには非常に体力が必要です。
人間は加齢とともに体力が落ちてくるので、子育てを始めるのが遅くなるほどしんどくなります。



34歳で2人目の子育てをしているのですが、長く抱っこをすると腰が・・・



子育て開始が遅くなるほどしんどさが増えますね。。。
20代で結婚して早めに子育てを開始することで、体力的にはかなり楽になりますよ。
経済的なことを心配される方もおられるかもしれませんが、行政からの子育て支援も充実してきているので、意外となんとかなります。
- 児童手当
- 子ども医療費助成
- 幼稚園や高校の無償化
年収200万台の私としては、子育てはお金よりも体力の方がしんどいので、早めに取り組む方がおすすめです。
20代なら収入が少なくても結婚しやすい
収入が少ない人ほど20代で結婚するべき5つ目の理由は、20代なら収入が少なくても結婚しやすいからです(笑)。
今収入が低い人は今後も収入が低いかもしれない
悲しい話になりますが、今年収が低い人は、年を取ったからと言って年収が上がるとは限りません。
運や努力により収益性の高い会社に入った人はどんどん年収が上がっていきますが、収益性の低い会社に入った人はいくら勤めても年収は上がりにくいのです。
ですので、「年収が上がってから結婚しよう…」と思っていたら、ほとんど年収が変わらないまま年齢だけ上がっていく可能性があります。



私は20代のときも、35歳の今も年収200万円台です(笑)
若ければ年収が低くてもごまかしがきく
同じ年収の人でも、年齢によって全然印象は変わってきますよね。
- 10代で年収300万円
すご!起業かYouTubeで当たったのかな - 20代で年収300万円
新卒だからそんなものかな - 30代で年収300万円
30代にしてはちょっと少ないかな - 40代で年収300万円
将来大丈夫だろうか
20代のころなら、年収が少なくても「まだ新卒〇年目だから…」と誤魔化しがききますが、30代以降になると難しくなってきます。
ですので、年収が少なくて今後も上がるか分からない人は、20代の内に結婚する方が圧倒的に簡単なのです。



私はフリーター3年を経て就職した直後に、年収200万円台でしたが結婚しました。



35歳・勤続10年目で年収200万円台だったら、結婚できなかったかもしれませんね(親が何と言うか…)
これは大事なポイントなので、「年収が低い人こそ」早めに結婚に取り組みましょう。
20代で結婚するデメリット
ここまで20代で結婚するべき理由を見てきましたが、20代で結婚するデメリットも考えておきましょう。
私の実体験からしても、結婚すると自由は減ってしまいます。
これまでに述べた「20代で結婚すべき理由」はお金の力で覆せるので(笑)、「収入が大きくて20代は自由を楽しみたい人」は結婚を遅らせる方がメリットが大きいかもしれませんね。
自由なお金や時間が減る
結婚してパートナーや子どもと共同生活するようになると、自由なお金や時間が減ります。
- 家族サービスにお金や時間を使ったり
- 子どものお世話や遊ぶのに時間を使ったり
- 将来の費用を準備するために支出を減らしたり
私はこれらを楽しんでいるので全然苦ではないのですが、人によっては辛く感じるかもしれません。
20代で周りがまだ結婚していない時期だと、友人は遊びに行っているのに自分だけ遊びに行けない、ということもあるかもしれません。



私は友達が少ないのでそんなことはありませんでしたが(笑)、そういう人もおられるかと思います。
しかし、時間が経てば、周りの人もどんどん結婚して子どもも生まれてきます。
そうすると、これまで遊んでくれていた友人も、家事や育児で忙しくて遊べなくなってきます。
そのときに、自分だけ自由なお金や時間を持て余しているのもなかなか辛いので、早めに結婚しておく方が気楽ですよ。
人生が守りに入ってしまう
結婚すると、安定してお金を稼がなければならないので、人生が守りに入ってしまいがちです。
起業や転職もやりにくくなって、今の環境に甘んじてしまう人も多くなります。
ですので、リスクをとって起業してみたい人などは、結婚を遅らせる方がよいかもしれませんね。
しかし、今の時代は「本業で安定収入を得つつ副業で攻める」こともできます。



私は本業年収はずっと200万円台ですが、副業で稼いで年収を増やしています。



「結婚したいけど守りの人生はつまらない…」という方は、副業に挑戦されてはいかがでしょうか。
まとめ:収入が少ない人ほど早めに結婚しよう
収入が少ない人ほど早めに結婚すべき理由について、ご説明しました。
20代で結婚することによって、「収入が少ないことによる不利」をかなり覆すことができます。
たった一度の人生を、できるだけ楽に有意義に生きるためにも、収入が少ないことが原因で結婚を迷っている方は早めに結婚しちゃいましょう。
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